アンティークな新築住宅づくりのきっかけは雑談から【愛知 アンティークな注文住宅】
2021/10/22
こんにちは 香瑛住研の野口です
香瑛住研を起業して、31年が経ちます。
不動産業から始め、建築の面白さを知り建築の道へ入りました。
最初から、アンティークな住宅を建てていたわけではないんです。
建売住宅から初め、注文で建てさせていただくようになりました。
当時の新聞折込チラシをOB様が大切に保管してくれてました。
あるお客様との注文住宅の打合せ中、雑談から始まった"アンティークな新築住宅"づくり。
「古いボロボロの木を使った家が好き」
そんなイメージだけで、どうやって作るのか
どんな完成形になるのか何も分からぬまま家づくりがスタートしました。
お客様と意見を出し合い出来上がったイメージは、こじんまりとした可愛い家。ヨーロッパの古い民家を思わせる佇まい。
内装は傷だらけの古い梁、床は無垢材、ドアは本物のアンティーク。漆喰壁はムラを残してデコボコに塗り、使い込んだ雰囲気を醸し出します。スイッチ、照明、キッチン全てを古い感じに統一することに。
古い傷だらけの梁は、お客様と一緒に作ることにしました。
新品の梁を、一本ずつ角を落とし木目を浮き出させるために削り、大小自然なキズをつけ、その辺に落ちてる岩でガツガツ叩く。
作業開始一時間で体中が痛くなり、一日の終わりには歩くこともままならないほどの重作業でした。
そんな大変な思いをして造った家だから、愛着が沸かないわけがないし、達成感がハンパない。
何気ない一言から始まった
「こんな家に住みたい」「こんな家を作りたい」が"アンティークな新築住宅"を生みました。
新しい物を生み出すのは、苦労もあるけれど
なにより、お客様の想いが形になり完成した家をご覧になられた時の、満面の笑みが僕の原動力になってます。
ちなみに、第一棟目のオープンハウスはお客様にご協力いただき、1ヶ月の土日に開催させていただき約千人のお客様がご来場くださいました。
こんなに大勢のお客様にご来場いただいたのは後にも先にもこの時だけです。
嬉しいやら驚くやらで、懐かしい思い出です。
こちら↓から他の写真もご覧いただけます。
https://kouei-j.jp/gallery/detail/185311/
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。