本物のアンティーク住宅にするには【愛知 アンティーク注文住宅】
2022/01/08
こんにちは 香瑛住研の野口です
唐突ですが
アンティークな新築住宅を、アンティーク風やアンティーク調では無く本物のアンティークな家にするには何処がポイントだと思いますか?
それは建具です!
特に
ドアをアンティークにすることでぐっと趣のある佇まいになり、重厚感が増します✨
本物のアンティークドアでも、アンティーク加工されたドアでも👌
めちゃめちゃイイ感じになりますよ😉
今日は
アンティーク空間造り専門家の僕が、アンティークドアの選び方についてお伝えします。
モデルハウスも、アンティークドアとアンティーク加工したドアを使っています。
もちろん、
僕が建てさせていただくお客様の住宅にも使っています。
アンティークドアを海外に行って自分の目で見て選び、コンテナいっぱいに仕入れたこともあるし、オリジナルでアンティークドアの製作もしています。
テアンティークは、一期一会だから気に入ったら買っておかないとまた今度が難しい商品。
でも、購入する際の注意点をちゃんと押さえておかないととんでもない買い物になっちゃいます。
では簡単に注意点をお伝えしますね!
まず
一番重要なのは
新築の場合は、設計段階で購入すること!
後で、ドアがハマらない😭なんて事にならないように。
そんな事になったら大惨事です。
・サイズ
ジャストサイズが理想ですが、少し大きいくらいならカット可能です。
厚みは、あまり薄いとラッチがつけられないので要確認です。
・反り(歪み)
反りを修復するのは難しいです。
大きな反りや歪みがあるとドアが閉まりません。
・角が真っ直ぐ
角が斜めだと隙間が空いてしまいます。
・ひび割れ
使用上の問題は無いので、気になるかどうかです。
・虫喰いや腐食
穴の開いているものは、虫がいないか・腐食していないか確認が必要です。
小さな穴でも虫がいることが稀にあります。
金具などを外した穴は、真鍮板などで塞ぐ事も可能ですし、室内用であればそのままでも味があります。
・金具
ドアノブはそのまま使用できますが、他の金具、鍵穴・ラッチは交換が必要です。
防犯上の問題と、使用中に壊れて開かなくなる可能性があります。
・カラー
好みではありますが、そのまま使える物を選ばれることをお勧めします。
一旦塗料を剥がして、塗装することも可能ですが、余分な費用が掛かります。
どれも少々のことは補修可能です。
玄関なのか室内なのかで違ってくるし、ここに書ききれないくらい細かな点を確認してます。
使う場所によって向き不向きもあって
正直、ドア選びは結構難しいです💦
新築時のドア選びは
お客様と情報交換しながら、コレだっ!というものを両方で探しまくります。
膨大なやり取りをします😅
見つかったら購入前に現物確認。
???と思われたかな?
そう、ネットで探すことが多いから写真だけで選んでる。
写真では細かな部分が分からなかったりするから、行けるところなら行って目で見て確認して、それから購入します。
先日も、京都へ行って購入してきました。
デザイン・サイズ・状態・価格の全てを満たす物はそうはありません。
気に入るものがなかなか見つからなかったり、気に入られたけどSOLD OUTで購入出来ない時は、僕が製作する事もあります。
↑このドアはオリジナルで製作したもの
いかにもアンティーク風ではなく
リアリティが出るように、隅に汚し加工を施しドアノブにも拘ります。
ステンドグラスドア、アイアンドア、ウッドドアと色んな種類があって、雰囲気はそれぞれです。
アカ、ボルドー、グリーン、ブルーなどカラーのドアもめっちゃ素敵になります。
あとあと
どこの工務店でも、施工可能では無いので
依頼される工務店さんに使えるか要確認!
アンティークに関するお困りごとがあれば
ご相談ください。
僕で分かることはお答えします。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。