【愛知 アンティークな注文住宅】 S様宅 新築への軌跡⑧配管設置と土台伏せ
2022/01/11
※ホームページリニューアルのため、旧ホームページのブログから引越ししました。
旧HPでの公開日:2021/11/12
こんにちは 香瑛住研の野口です
外作業は風が吹くと寒いです。
S様宅、基礎工事の次は配管設置と土台伏せの作業をしました。
今日はその2つの作業について綴ります。
まずは、配管設置について
床下に、水道の常温の水と温水、排水、ガスなどの管を予め設置しておきます。
その次は、土台伏せ
"土台伏せ"とは、土台となる木を伏せて固定することです。
そのまんまですが
建築の専門用語が多いから、分かりやすく解説したいのですが、伝わってるでしょうか
建物荷重をしっかり基礎に伝えるための非常に重要な部分になります。
基礎コンクリートへ材木を置く前に、基礎パッキンを設置します。
これは、コンクリートから湿気が木材に移るのを防ぐのと通気性を良くする、あとシロアリ対策にもなります。
材木は、現場では設置するだけで済むように工場でプレカット加工してあります。
プレカットとは、現場での施工前に接合部の加工、継ぎ手や仕口を図面を元に機械での加工法です。
継ぎ手は、二本を直線につなぐこと
仕口は、二本を直角につなぐことを言います。
写真にも映ってますが
現場で、設置箇所が分かるように"る又4"など文字が印刷されてるんです。
今までは最初に断熱材を入れて板を敷いていましたが
今回はいつもより断熱性と気密性を高める為に、あとからウレタンの断熱材を吹き付ける工法にしました。
次は建前(棟上)です。
建前とは、木造建物の骨組み、棟上げを行うまでの工程です。
木工事の最初の行程で、土台、柱、梁を下から順に組み上げていき、屋根の一番上になる棟木を現場で組み立てていくことを言います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。